2016年12月08日

回顧部会

こんにちは、27代部長の中川です。

前回僕が担当した記事が今年の1月に行われた新年会の記事でした。あの時から、11ヶ月もたつと考えると感慨深いものがあります。

さて、回顧部会ですが、この回顧部会のみ例年7号館と呼ばれる建物で行われることが多いです(通常の部会は5号館で行われることが通例です)。僕も今回の会場だった761教室に入ると1年前の回顧部会の思い出がすぐに蘇ってきました。

…と書きましたが、実は教室に入ったのは開始1時間ほど前の話で、その時間から僕はお誕生日企画の準備をしていました。
今回のお誕生日企画は、「今までの6回の合宿を振り返る」ということをテーマに、冬合宿〜秋合宿のお誕生日企画をもう一度再現しました。先週まで駒場祭があったため、このお誕生日企画にもかける時間は少なかったですが、出演者みんな頑張りました、楽しかったです!お誕生日委員のみんなもお疲れ様でした!

お誕生日の余興が終わると、回顧部会の始まりです。まずは、主投影機の一つ、ソフトから去年の選挙部会のスライドショーが流されました。回顧部会が行われたのは12月3日でちょうど一年前のこの日に27代役員を決める選挙部会が行われました。2728が全員真剣に見つめてる途中で、突然、27代編集長のスピーチが流れた時には、見ていた人は皆笑いましたね!このブロクに映像を載せられないのが残念です…

映像が終わり、少しの休憩を挟んだ後は、いよいよ真面目に駒場祭回顧に移ります。
まずは、5つの補助投影機から。補助投影機は各投影機考えた余興動画の後に、投影機の機長からのスピーチがありました。
どの投影機も余興部分はしっかりと内容を考えられていて、見ていてとても楽しかったです。また、5人の補助投影機の機長たちは本当に頑張って作業に参加してくれました。本当にありがとうございます、そして、お疲れ様でした。

補助投影機の次はいよいよ27代の登場です。前に出て話したのは9人の主投影機機長陣と駒場祭担当名本君と、部長の僕です。
主投影機は作業中に録画したビデオと、スピーチをしました。
ビデオで建てた盛大なフラグを回収したり、感動的なコメントを述べたりと、各自が思い思いに駒場祭を振り返っていました。個人的には、ソフト長が頑張って字幕をつけてくれたため、笑いどころが強調されていて、良かったです。
また、合間合間の佐伯君のコメントと、それを遮る掛けあいも面白かったです。

最後に、僕のスピーチがありました。
大事な所で嚙みましたね、、、悲しいです。ただ、僕の思いは全部伝えることができました。

そして、最後に、僭越ながら1年間を振り返るスライドショーを流させていただきました。「良かったよ!」と後から言ってもらえて、頑張って作ったかいがありました!!

その後は、駒場祭でいただいた商品の争奪戦があり、回顧部会は終わりました。


回顧部会が終わり、その日の夜には今度は乙コンがありました。
駒場祭後のコンパであり、約70名という本当にたくさんの方が参加しました。
駒場祭の3日間を通して、27代と28代の交流が増えたおかげで、前回の乙コンよりも代の垣根を超えた交流が多く見られた気がします。
また、乙コン中に、昨年同様に機長へプレゼントを渡す投影機が見られました。
27代の中には、駒場祭やを思い出したり、この一年間のことを振り返り、涙を流す人も出てきましたね。そんな部員の姿を見ていると僕も、感化されてしまいました(笑)。
3時間という長いのコンパでしたが、楽しい時間はあっという間に終わりを迎え、最後はコンパ総務の一本締めでコンパは終了となりました。

これを持ちまして、(既に終わってしまいましたが)27代執行代としてイベントは残すところ選挙部会のみとなりました。
28代の皆さんのこれからの活躍を応援しています。

以上、拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
posted by 天文部 at 04:27| Comment(0) | 日記

駒場祭B

 こんにちは、一等星投影機の機長を務めさせていただいていた、27代会計の稲井田です。駒場祭からそろそろ2週間が経ってしまいそうですが、駒場祭の収支報告(会計にとっての最後の難関)も終わったところで、駒場祭を自分なりに振り返ってみようと思います。

【前日準備〜1日目】
 天気予報はまさかの雪(東京では50年ぶりとか)でした。実際には雨が少し混じり、霙のようになっていたのを覚えています。とにかく寒かったです。前日に家に一等星投影機のユニットを持ち帰って家で作業していたため、投影機周辺全てに寝袋、着替えと、この日は大荷物でした。(天文部は、膨らんだドームが夜間の間に萎んで、中の投影機が台無しにならないように、駒場祭委員に宿泊申請を出して、数人で泊まり込みの監視を行っています。)合宿よりも荷物は多かったのではないでしょうか。両手が塞がって傘がさせない状況だったので、母親に車で駒場まで送ってもらったのは今だから言えることですね。どうもありがとうございます。
 さて、昼前に駒場キャンパスに到着し、学生会館に赴くと、既に27代が数人集まっていました。展示作業をしていたのでしょう。展示は毎年作業量が途轍もないので、展示担当の人のみならず、下の代まで巻き込んでの追い込み作業をしています。僕も去年は何回か26代の展示作業を手伝わせていただいた記憶があります。ほんの少しですが…(笑)今年も出来れば力になりたかったのですが、本職の方の一等星投影機の作業が中々思い通りに進まなかったため、ただ見ているだけになってしまっていました。駒場祭準備期間ほど、自分の手際の悪さを思い知らされる時期は無いでしょうね。是非とも目を背けて生きていきたい真実です。
 話が逸れました。駒場祭担当の名本が提示してきたスケジュールによると、今年の準備開始(ドームの体育館への搬入)は2限終了後、12:10からでした。去年は朝7:00から準備が出来たのですが、今年は2限の時間に体育館で身体運動科学実習(所謂「体育」)の授業があったため、去年と同じように、とは行かなかった模様です。仕方ないですね。ただ、去年でさえギリギリだった(間に合ったとは言っていない)のに、今年はこれで大丈夫なのだろうか、という不安を拭えきれずに、ドーム搬入時間を迎えます。迎えますが、ここでちょっとした問題が…。ドームを運ぶ労働力である28代が全然いないじゃないですか…!慌てて28ラインで呼びかけて何とか最低限の人数は掻き集めましたが、27代まで出動する羽目に。去年、このドーム運搬で肺に怪我を負った僕としては、嫌な思い出が蘇りました。200kg近くあると言われるドームを十数人だけでエッサホイサ担いで、学生会館の3階から狭い階段と狭い廊下を通って第二体育館まで運ぶ、こんな辛い肉体労働ないですよ。今年は横でサポートに回り、無事ドームを体育館まで運び切りました。
 ドームに続いて、他の備品も続々と体育館に運び入れます。体育館は暖房器具がないので本当に寒く、霙に濡れた身体には辛いものがありました。かごしい(投影機を取り付けるアレ)が運び入れられたタイミングで、恒星投影機、一等星投影機、銀河投影機、星座絵投影機は、ドームが膨み切る前に投影機を取り付けて、配線までしまいます。本番2週間前のリハーサルの時点では、僕が担当する一等星投影機は、取り付け時に無残にも数本ボキボキ折れるアクシデントがあったため、強度をきっちり補強した上でこの日を迎えました。結果的には、準備時間・本番中に投影機が折れるようなことはなかったので、良かったです。
 そうこうしているうちに、ドームの方も展開され、完全に膨らみました。28代が担当する補助投影機の調整も終わり、いよいよ上記4つの主投影機の調整時間になります。この調整が毎年恒例の辛い作業なのです。一言に「調整」と言っても、無の状態から、恒星投影機が映し出す二〜七等星の恒星、一等星投影機が映し出す一等星、銀河投影機が映し出す天の川、そして星座絵投影機が映し出す星座絵(星座の位置に重ねるON/OFF可能な絵)を、光のない暗い中で、ドームに映される像だけを見ながら、そして極寒の中で、正確な位置に位置を微調整するのは、非常に難しい作業です。中でも恒星投影機の調整はとりわけ難易度が高く、例年10時間以上かかり、夜を徹しての作業になります。今年もドームの展開が少し押してしまったことから主投影機調整の開始時間も遅れ、調整自体も難航したことにより、結果的に恒星投影機と一等星投影機の調整が終わったのは翌朝午前10時近く。

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初回公演のみならず、2回目公演までも中止にせざるを得ない状況で、その上更に、銀河投影機と星座絵投影機の調整時間はほぼゼロ(=天の川の位置が少しおかしい&星座絵は殆ど点灯しない)という目も当てられない有様でした。恒星投影機と一等星投影機の方も12時間以上調整したにも関わらず、夜空に星が何もない空間が生まれてしまっていたり、一等星の場所がズレてしまっていたりして、「とりあえず光らせています」程度の完成度にとどまっていました。併せて電源や日周変更(所謂「夜空の回転」)の方にも異常があり、なかなか思い通りに星々のON/OFFが出来なかったり、日周変更が急に止まったりする状況でした。
 そんな満身創痍の状態で何とか初回公演(本来の3回目公演)を迎えたわけなのですが、いざ満天の星々の登場の時間(お客さんが一番「ワァ〜」となるポイント)を迎えても、星が一向に点きません。どうやら電源の方がまた落ちてしまったようです。お客さんから漏れる戸惑いの声。28代の怪訝な表情。赤ん坊の泣き声。「こんな無様な姿を見せるために今まで半年間準備してきたわけじゃない」という悔しい気持ちしか湧いてきませんでした。その時間のドーム内責任者のシフトに入っていた僕は、ドーム内を再び明るくして電源を調整させる指示を出しました。出来るのならこんなことしたくなかったです。何とか復旧して初回公演が無事(?)終わりましたが、“最悪の滑り出し”といったところでしょう。その後の公演は星が全消灯するレベルの大きな問題は無く進みましたが、やはり星座絵がつかないと星空にメリハリがなく、「あそこに◯◯座が見えますか?見えますね!」というライブ解説や音声ソフトに対しても、お客さんが「どこ?」となってしまうことが多く、総じてお客さんの反応は「微妙」といったところでした。ドームの中でただ自分の無力さを嘆くことしかできず、調整時間を奪ってしまった銀河投影機と星座絵投影機の方々、そして、この日のために頑張って練習に練習を重ねてきたライブ解説初日組の方々には、合わせる顔がありませんでした。本当に申し訳なかったです。ごめんなさい。
 初日最終公演後には、OB・OGを招待しての内輪上映や、26代の方から現役代へのプレゼント受け渡し、集合写真撮影がありました。1日目にして既に疲弊しきっていた身体も、少し回復したような気がします。面白い内輪ムービー、心の込もった色紙・プレゼント、ありがとうございました。

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【2日目】
 「2日目」とは雖も、まだ1日目の延長です。昨日調整しきれなかった部分を再度調整するために、今夜も夜を徹しての作業になります。日周・緯度変更、恒星投影機、一等星投影機の調整を軽くした後に、前日に殆ど調整が出来なかった銀河投影機と星座絵投影機がたっぷり時間をかけて調整します。この時間帯の記憶はあまり無いですね…。「寒い」と「お風呂入りたい」しか言ってなかったような気がします。
 幸い、一等星投影機の調整はこの日で(やっと)終わったので、睡眠はある程度取れました。前日の疲れもあってか、二度寝、三度寝を繰り返して、翌日完全に目が覚めたら2日目初回公演が既に始まっていたのを覚えています。アークトゥルス(牛飼座の一等星)の位置が少しズレてしまっていると聞いたので、それを直し、母親からの差し入れの朝食を食べました。前日に比べれば数百倍優雅な朝です。BGMにペール・ギュント(グリーグ)の「朝」をどうぞ。
 ただ、そう長くもゆったりはしていられません。そう、2日目最大のイベント、「ライブ解説」が僕とペアの大陸に待ち受けていたのです。当初の計画では1日目のうちに台本読み合わせや音合わせも済ませておきたかったのですが、ご存知の通り1日目があの惨状だったので、当然そんな時間もなく、ついに本番当日を迎えてしまった、といったところでしょうか。ここから色々とあったのですが、書き始めると長くなってしまいそうなので、それはまたの機会に。結果的には大成功だったのかな?「お笑い神話解説」というタイトルでやらせて頂いたのですが、多くの反響があり、本当に嬉しかったです。上手いかはさておき、プライドを捨てて役に入り込んだ甲斐がありました。また、ソフトの方々には大変な迷惑をかけました。本当にごめんなさい。そしてありがとうございました。これも書き始めると長くなってしまいそうなので、上とまとめて、またの機会に。
 2日目最終公演(僕らのライブ解説)の後は、現役代向けの内輪上映と集合写真撮影がありました。ソフトの内輪ムービー担当の方々が汗水流して作成したプチ映画は、本当に面白かったです。お疲れ様でした。続編も楽しみにしていますよ!
 2日目の夕食は、ライブ解説を聞きに来てくれた家族・親戚と一緒に鰻を食べ、その後久々に帰宅しました。そして念願の風呂…!体の芯までじっくりと温まったのも束の間、ドーム監視のため、再度駒場に向かいました。ドームを膨らませている送風装置が止まって、一度ドームが半分ほど萎んでしまうアクシデントがありましたが、それ以外は特に大きな問題もなく、皆でスタッフスペースの掃除をしながらゆっくりと過ごしました。「この時間がずっと続けば良いのにな」とも思いました。それくらい至福の時でした。

【3日目】
 いよいよ駒場祭も最終日。起きたらドーム内責任者のシフトの開始時間だったというミニアクシデントはありましたが、ここまでくると全ての投影機が完璧に調整を終わらせていて、胸を張って「最高の星空を提供できている」と言うことが出来る状態でした。お客さんの反応も初日とは段違いでした。星々が登場した時の歓声がこれほど嬉しいものなのか。ドーム内責任者のシフトが終わった頃に、地文研究会天文部が学術文化展示部門のグランプリを獲得したことを名本から聞き、その表彰式に名本と一緒に出ることに。ズテージで表彰され、星の王子様ミュージアムのペアチケット(5セット)を頂きました。その後、5つの部門の各グランプリの代表者がゲームを行うという流れに。どうやらゲームを勝ち抜くと、さらに景品が貰えるそうです。1回戦はわさびシュークリームチャレンジでした。5つのシュークリームのうち、3つはわさび入りで、残り2つが通常のシュークリーム。残念ながら僕が手にしたのはわさび入りの方でした。本当にキツかったです。また一つ、わさびに強くなれたような気がします。
 その頃体育館の方ではプラネタリウムの最終公演が行われて、しばらくしてそれも無事終了しました。片付けのために中に入ると、涙を流している部員の姿も。それを見て、僕も「これで終わりなんだな」という実感が急に湧いてきました。2月に始動し、9月からは辛いことが殆どだった駒場祭準備期間でしたが、いざ終わりが近づくと、何とも表現し難い寂しさがありました。二度と経験したくない苦しいことも多くありましたが、それ以上に、二度と味わえない楽しさ・達成感を与えてくれたプラネタリウム、そして仲間たちに、「感謝」です。
 片付けはあっという間に終わってしまいました。気づけば体育館は何もない状態になっていて、つい先程までドームがあったり、展示が並べられたりしていたことが嘘のようでした。型付けの途中で、28代の方々からプレゼントを頂きました。丁寧に作られた、素敵なアルバム、ありがとうございます。一緒に添えられていた集合写真の入った写真立て、今でもたまに眺めて、感傷に浸っています。
 27代執行の駒場祭は全ての片付けの完了を以て、終わりを迎えました。ただ、駒場祭プラネタリウムが終わったわけではありません。駒場祭プラネタリウムは来年もまた、今度は28代が中心になって戻ってきます。明けない夜がなければ、更けない夜もありません。また来年、さらに進化した星空を皆さんのもとに届けてくれることでしょう。大いに期待しています。
 長くなりましたが、これで僕のブログ記事を終わらせて頂きます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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posted by 天文部 at 00:26| Comment(0) | 日記

2016年12月07日

駒場祭A

こんにちは、恒星投影機、通称こうとう機長の番場です。
このブログに登場するのは二回目、前回はずいぶん前にドライバー総務として登場しました。今回は、駒場祭について書いていきたいと思います。
今年の駒場祭は、11月25日〜27日の三日間で行われました。駒場祭本番の前日準備から振り返っていきたいと思います。

[前日準備]
大学は午後から駒場祭準備のため授業がなくなります。僕は二限まで本郷で授業だったので、授業終わりと同時に急いで駒場へ向かいました。準備が始まる時間になるも、集まった人数は予想より少なかったため、運搬に人数を要するドームを部室から運び出すのにとても苦労することになります。その後、部員たちが集まってからドームを広げ、膨らませました。ドームが膨らんだ後に各補助投影機、主投影機が調整に入るのですが、このドームの展開に時間がかかってしまったために予定がどんどん押していってしまいました。補助投影機の調整が終わった後に行われる恒星投影機、一等星投影機、銀河投影機、星座絵投影機の調整はとても時間がかかるため、この予定の遅れが結果的に次の日の公演に影響してしまいます。

[1日目]
前日準備で主投影機の調整時間が後ろにずれこんでしまったため、初回公演までに調整を終わらせることが出来ず、初回と第二回の公演を中止せざるを得ませんでした。昨年度は同様の理由で初回公演を中止しており、今年こそは全公演滞りなくやる、というのが目標であったため、とても悔しい思いをしました。
さらに、想定外のトラブルがいくつかあったために恒星投映機の調整に時間を要してしまい、さらに調整も完璧ではありませんでした。結果として、1日目に来てくださったお客様に綺麗な星空をお見せすることが出来ませんでした。

[2日目]
1日目の公演終了後、自分たちで調整した星空に納得がいかなかったため、再び調整をしました。限られた時間でしたが、メンバーと協力して、27こうとうができる一番綺麗な星空を用意できたと思います。
金曜だった1日目よりたくさんのお客さんが来場し、プラネタリウムを楽しんでくれました。この日は、1日目よりも綺麗に星空を投影できていたためか、満天の星が投影されたときのお客さんの歓声を聞くことができました。あの歓声を聞いたときは、感動で胸がいっぱいでした。

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[3日目]
駒場祭最終日、日曜日ということもあり、とてもたくさんのお客様が来場しました。二日目まではすべてを点灯させることが出来なかった星座絵も調整がしっかり決まり、すべての投影機が完璧な状態で星空を創りだしていました。

この日は、最終公演で横川さんとのライブ解説を控えており、朝から緊張していました。
どの回も満員状態で、大きなトラブルもなく順調に公演していきました。
そして、ついに最終公演。これが終われば、僕たちの代のプラネタリウムは終わり。そう思うとさみしい気持ちもありましたが、それよりむしろ、最終公演に自分達のライブ解説ができるという喜びの方が大きく、あまり寂しさは感じませんでした。
ライブ解説そのものは大きなトラブルもなく進行し、僕自身も、お客様に満天の星をご案内できることを楽しむことができました。
しかし、「以上で、東京大学地文研究会天文部のプラネタリウムを終了します。」この最後の言葉を言い終わったとき、27代の天文部もこれで終わりなのだ、という実感が急に湧きました。あのとき感じたどうしようもない寂しさと、ここまでやりきったという達成感は、今でも鮮明に覚えています。

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こうして僕の駒場祭は、あっという間に幕を閉じました。
この一年弱、こうとう機長として、こうとうメンバーをはじめ、一緒に作業してきた他の投影機のメンバーたちと共に、精一杯頑張ってきました。その結果が「学術部門グランプリ」という形になって、本当に嬉しい限りです。

また、本番を見に来て、「すごくきれいだった」と誉めてくれたり、アドバイスや激励、差し入れをしてくださったりした先輩方には感謝しきれません。本当にありがとうございます。

そして最後に、28代のみんなへ。来年は皆さんが主役です。来年の今頃、僕らの作り上げたものを越えるような、素晴らしい星空を創りあげていると期待しています。こう言うとプレッシャーになるかもしれませんが、来年の駒場祭を、楽しみにしています。ぜひ、精一杯頑張って、おもいっきり楽しんでください。

以上で、僕の駒場祭についてのブログを終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by 天文部 at 21:53| Comment(0) | 日記