はじめまして!28宇ゼミ局長の若槻です。まあ宇ゼミ局長というより部室長としての方が有名なのでしょうか…。公式の役職じゃないんですけど。この記事も部室で書いているので、そういう印象を持たれるのも仕方がありませんね。
今回の記事では、2/28〜3/3にかけて行われた春合宿、そして3/29の27追い出しコンパの様子を振り返っていきたいと思います。
@春合宿
28代のみとしては二度目となった今回の春合宿は、群馬県片品村の辰巳屋旅館というところで行われました。1日目は晴れて綺麗な星空を眺めることができ、望遠鏡を動かしたりカメラで写真を撮る人もいました。
そして2日目。誰もが待ちわびた三月部会がついに開かれます。ここでは、駒場祭プラネタリウム企画の主投映機割り振りが発表されました。4月からは新入部員を迎え、自分たちが企画を引っ張っていく立場。どの投映機に配属された人も、楽しみな気持ち、責任感、色々な思いを胸に抱いていることでしょう。今からワクワクします。夜は晴れませんでした。残念。
3日目。昼食後にお誕生日企画が開かれました。3/22に誕生日を迎えた僕も対象者です!機運長と広報がなんと女装をして登場!!!いい思い出になりました(?)。そしてこの日も夜は晴れませんでした。残念。翌朝帰京。次の新歓合宿ではもっとたくさん観測ができるといいですね。
A追いコン
今回のコンパは、一年間お世話になった27の方々をねぎらい楽しくお別れをするために開かれました。肉バルダイニングsumikaでの一次会、場所を移しコーンバレーで行われた二次会のどちらも多くの部員が参加し、27, 28入り乱れて会話を楽しみました。僕も一次会、二次会ともに参加してたくさんの先輩方と話すことができとても楽しい夜でした。
このコンパをもって27は引退という形になります。本当にたくさんお世話になりました。一緒に活動できて嬉しかったです!今までありがとうございました!
大きなイベントとしてはこれぐらいですが、新歓に向けた準備は役員を中心に休みなく行われています。いよいよ29が入ってくるんですね。1年が経つのは速いなあ。誰にとっても居心地が良いような、そんな素敵な天文部を作るために僕も微力ながら貢献していきたいと思っています。28のみんな頑張ろう!未来の29のみんな、ぜひ遊びに来てね!
2017年03月31日
3月回顧 by若槻
posted by 天文部 at 23:57| Comment(0)
| 日記
観測所メンテツアー by高井
こんにちは、28代観測所委員の高井です。そしてこの間いっとうの機長となりました。役員ではありませんが、是非ともお見知り置きのほどよろしくお願いします!
さて、「ん、観測所って何だ?」という方もいると思うので説明します。東大天文部では山梨県小淵沢に観測所を所有しており、天文部員であれば観測所委員に利用する旨を伝えた上で利用することができます。ちなみに、28の観測所委員は自分と会計の水田の2名です。
今回の記事では、その観測所の存在を確認して清掃するという観測所メンテツアーの様子について(詳しすぎるほどに)報告します!
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2月22日10時、1台のハイエースが学生会館の前に止まった。銀マットや望遠鏡などの機材や荷物が積み込まれ、10時半7人を乗せた車は走り去った。変なルートを推奨するカーナビを無視しながら、ハイエースは佐合の運転で甲州街道をひた走る。調布ICから中央自動車道に乗り、12時ちょうどに定番の休憩場所、談合坂SAに着き昼食休憩。運転手は免許とりたてのよこしに交代。何の不安感もなく順調に高速を小淵沢ICで降り、狭い道も難なく運転して14時には観測所に到着。
ハイエースから出て辺りを見渡してみると、南側に林がある以外は三方向開け、遠くには雪をまとった八ヶ岳連峰を臨めることができ、なかなかのナイスビューだった。雲が立ち込めていることを除けば。当の観測所は、1年間人が訪れていないこともあり、周りが雑草に覆われていた。廃墟感がすごい。観測所には2つのプレハブ小屋と簡易トイレがあり、居住棟と機材棟という名前がついている。ちなみに、電気・ガス・水道はいずれも通っていない。鍵を開けて入ってみると、クモの巣が至るところに張ってあった。うん、外見の雰囲気を裏切らない内装。とりあえず機材棟に置いてあった鎌を用いて皆で草刈り。まるもが結構ノリノリで刈っていた。そして部室で大きく場所を食っていたドブソニアン望遠鏡を置いていき、新たにMT130をトランクに載せた。
観測所周辺の環境を調査するのも今回の目的の一つなので、一旦観測所をあとにした。スーパー(車で5分)やホームセンター(車で25分)に行き、軍手、電池、飲料水や食料などを確保した。その後、手を洗うなどのための生活用水を用意するため、タンクに水を汲めるような水道を探した。引き継ぎ資料に書いてあった水道を見つけるのにだいぶ手間取り、同じところをウロウロする不審車両になりかかった。無事に汲み終え観測所に戻ると、日は既に沈み雨も降り出していた。
灯りを灯して居住棟の掃除を始めると、数々の捨てにくいものが出てきた。期限切れの電池、ガスコンロ、布団、草刈り用バーナーなどなど。どれももう使えないと思えるものばかりで、先輩の方たちも捨てたかっただろうが処理が面倒でそのままにしたのだろう。もちろんその気持ちは自分たちも同じで、捨てられたものは電池などの小物だけだった。
居住棟の整理を終えると、再度観測所を離れた。近くのお食事処で夕飯を済ませ、車を10分ほど走らせた場所にある道の駅で温泉に浸かった。再び観測所に戻った頃には時刻は23時を回っていて、雨も強くなる一方だった。ドライバーの3人と上山が車中泊、自分とまるもと森兼が観測所に泊まることになった。床に銀マットを敷き、カイロを服にペタペタ貼った上で、寝袋にくるまって寝た。こうまでしてもまだ寒い。(火事を恐れて暖房はつけなかったので)室温は外気温とほぼ同じ。雨風ならば防げる。そんな感じだった。頑張って寝て目が覚めたのは5時。それ以上はもう寝れず、3人とも起きてしまった。車中泊の4人はまだぐっすり寝ているので、寒さに震えながら居住棟で仕方なく待機。20年以上前から記録されている観測所ノートを読んだり加筆したりして過ごした。7時半に車中泊組も起きて、機材棟の掃除と居住棟からの撤収を行なった。
10時観測所に別れを告げ、周辺の観光スポットであるシャトレーゼ白州工場へ。シャトレーゼと聞いてパッと思い当たらない人が多いと思うが、小さい頃にメロンやみかんの形をした容器のアイスを食べたことはないだろうか?そのアイスを作っているのがシャトレーゼである。小淵沢周辺の雪解け水は名水として有名らしく、おいしいアイスができるとのこと。その名水はお酒にも利用されていてサントリーの醸造所も近くにある。さて、何とこのアイス工場、無料でアイスが食べ放題!1つ150〜400円するアイスが何種類も置いてあり、何個でも食べられる。ただ冬だったので皆2,3個しか食べなかった。ぜひ夏に来たい。アイスを食べて体の芯まで冷えた我々は帰途についた。そして14時半無事駒場へ到着!
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ダラダラと観測所メンテツアーの概要を書き連ねました。今回は天気も雨で恵まれず気温もとても低かったので、あまりプラスのことは書けませんでした。しかし、観測所周辺は晴天率が高く星がきれいと有名で、観測地として恵まれています。晴れれば周りには遮る木はあまり存在しないので観測にもってこいの場所です。さらに、冬以外の季節であれば、星空観測の名所、観音平へも車で気軽に行くことができ、観測の拠点としても使えます。肝心の東京(駒場)からのアクセスも、車であれば2時間半ほど、電車で行っても3時間ほどです。そして宿泊料は1泊500円という破格の値段!観測会などが企画されたり個人的に行きたくなったりしたら、ぜひ観測所に訪れてみてください。その際は観測所委員に連絡するのを忘れずに!
さて、「ん、観測所って何だ?」という方もいると思うので説明します。東大天文部では山梨県小淵沢に観測所を所有しており、天文部員であれば観測所委員に利用する旨を伝えた上で利用することができます。ちなみに、28の観測所委員は自分と会計の水田の2名です。
今回の記事では、その観測所の存在を確認して清掃するという観測所メンテツアーの様子について(詳しすぎるほどに)報告します!
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2月22日10時、1台のハイエースが学生会館の前に止まった。銀マットや望遠鏡などの機材や荷物が積み込まれ、10時半7人を乗せた車は走り去った。変なルートを推奨するカーナビを無視しながら、ハイエースは佐合の運転で甲州街道をひた走る。調布ICから中央自動車道に乗り、12時ちょうどに定番の休憩場所、談合坂SAに着き昼食休憩。運転手は免許とりたてのよこしに交代。何の不安感もなく順調に高速を小淵沢ICで降り、狭い道も難なく運転して14時には観測所に到着。
ハイエースから出て辺りを見渡してみると、南側に林がある以外は三方向開け、遠くには雪をまとった八ヶ岳連峰を臨めることができ、なかなかのナイスビューだった。雲が立ち込めていることを除けば。当の観測所は、1年間人が訪れていないこともあり、周りが雑草に覆われていた。廃墟感がすごい。観測所には2つのプレハブ小屋と簡易トイレがあり、居住棟と機材棟という名前がついている。ちなみに、電気・ガス・水道はいずれも通っていない。鍵を開けて入ってみると、クモの巣が至るところに張ってあった。うん、外見の雰囲気を裏切らない内装。とりあえず機材棟に置いてあった鎌を用いて皆で草刈り。まるもが結構ノリノリで刈っていた。そして部室で大きく場所を食っていたドブソニアン望遠鏡を置いていき、新たにMT130をトランクに載せた。
観測所周辺の環境を調査するのも今回の目的の一つなので、一旦観測所をあとにした。スーパー(車で5分)やホームセンター(車で25分)に行き、軍手、電池、飲料水や食料などを確保した。その後、手を洗うなどのための生活用水を用意するため、タンクに水を汲めるような水道を探した。引き継ぎ資料に書いてあった水道を見つけるのにだいぶ手間取り、同じところをウロウロする不審車両になりかかった。無事に汲み終え観測所に戻ると、日は既に沈み雨も降り出していた。
灯りを灯して居住棟の掃除を始めると、数々の捨てにくいものが出てきた。期限切れの電池、ガスコンロ、布団、草刈り用バーナーなどなど。どれももう使えないと思えるものばかりで、先輩の方たちも捨てたかっただろうが処理が面倒でそのままにしたのだろう。もちろんその気持ちは自分たちも同じで、捨てられたものは電池などの小物だけだった。
居住棟の整理を終えると、再度観測所を離れた。近くのお食事処で夕飯を済ませ、車を10分ほど走らせた場所にある道の駅で温泉に浸かった。再び観測所に戻った頃には時刻は23時を回っていて、雨も強くなる一方だった。ドライバーの3人と上山が車中泊、自分とまるもと森兼が観測所に泊まることになった。床に銀マットを敷き、カイロを服にペタペタ貼った上で、寝袋にくるまって寝た。こうまでしてもまだ寒い。(火事を恐れて暖房はつけなかったので)室温は外気温とほぼ同じ。雨風ならば防げる。そんな感じだった。頑張って寝て目が覚めたのは5時。それ以上はもう寝れず、3人とも起きてしまった。車中泊の4人はまだぐっすり寝ているので、寒さに震えながら居住棟で仕方なく待機。20年以上前から記録されている観測所ノートを読んだり加筆したりして過ごした。7時半に車中泊組も起きて、機材棟の掃除と居住棟からの撤収を行なった。
10時観測所に別れを告げ、周辺の観光スポットであるシャトレーゼ白州工場へ。シャトレーゼと聞いてパッと思い当たらない人が多いと思うが、小さい頃にメロンやみかんの形をした容器のアイスを食べたことはないだろうか?そのアイスを作っているのがシャトレーゼである。小淵沢周辺の雪解け水は名水として有名らしく、おいしいアイスができるとのこと。その名水はお酒にも利用されていてサントリーの醸造所も近くにある。さて、何とこのアイス工場、無料でアイスが食べ放題!1つ150〜400円するアイスが何種類も置いてあり、何個でも食べられる。ただ冬だったので皆2,3個しか食べなかった。ぜひ夏に来たい。アイスを食べて体の芯まで冷えた我々は帰途についた。そして14時半無事駒場へ到着!
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ダラダラと観測所メンテツアーの概要を書き連ねました。今回は天気も雨で恵まれず気温もとても低かったので、あまりプラスのことは書けませんでした。しかし、観測所周辺は晴天率が高く星がきれいと有名で、観測地として恵まれています。晴れれば周りには遮る木はあまり存在しないので観測にもってこいの場所です。さらに、冬以外の季節であれば、星空観測の名所、観音平へも車で気軽に行くことができ、観測の拠点としても使えます。肝心の東京(駒場)からのアクセスも、車であれば2時間半ほど、電車で行っても3時間ほどです。そして宿泊料は1泊500円という破格の値段!観測会などが企画されたり個人的に行きたくなったりしたら、ぜひ観測所に訪れてみてください。その際は観測所委員に連絡するのを忘れずに!
posted by 天文部 at 22:03| Comment(0)
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