2017年12月08日

駒場祭回顧2 @ぎんとう機長

こんにちは。銀河投影機(略してぎんとう)の機長だった水田です。ぎんとうのことについてなんとなく回顧したいと思います。
銀河投影機は天の川を投影しています。全天を1周する天の川を4つの投影機に分けて投影しています。特に夏の星空では主役と言えるくらい目立つ天の川を投影できるため、花形投影機の1つと言えると思います。昨年のプラネタリウムを見て、何かしらを投影する投影機に憧れていて、実際にぎんとうの機長になることが出来ました。
3月に引き継ぎがありましたが、27ぎんとう機長の先輩はよく、ぎんとうを「未完の投影機」とおっしゃっていました。レンズ式にしたのは27代が最初なのでそうおっしゃっていたのだと思いますが、僕はもうほとんど改善するとこなんてないのでは、とその時思いました。そんな中で僕が改善してみようと思ったところは、天の川の長さを合わせることと、昨年よりも見た目に近い自然な天の川にすることでした。
ぎんとうはおそらく一番作業量が少ない投影機で、順調に進んでいたはずだったのですが、リハーサルで長さの計算を間違えていて、短すぎるということがわかりすべて作り直したりしていました、結局あんまり楽できなかったですね。
今年の主な改善点としては、原板の大きさを変え、質のいいレンズを購入し、またピントを調整しやすくする機構を新たに作りました。
前日準備ではこうとう、いっとうの後に位置とピントの調整がありましたが、レンズの収差の影響か、端が暗くて見えなかったため、実質的な長さを短くせざるを得ないことがここでわかりました。結局、長さが足りなくてカシオペヤ座あたりに天の川の切れ目ができてしまいました。まあ実際の星空でもあのあたりは全然見えないし別にいいかなあと。さて、1つ修理して後で調整ということになったのですが、修理を終えて雰囲気で位置を合わせて調整を待っているうちに寝てしまい、気が付いたら補助投影機の調整が始まっていました。調整がほぼ出来ていない中で最初の公演になったので天の川が変な位置にあったらどうしようか不安で仕方なかったのですが、案外ずれてなかったらしいです。よかった。
2日目以降は、おそらく調整はうまくいっていたと思います。ピントをしっかり調整できるようにしたことで、天の川のぼやけ方の調整ができるようになって、質感を再現できたのではと思っています。ドーム内で公演を見ていた時は、自分でも見とれてしまうくらい美しくできたと思いました。部員や見に来てくださった先輩方に天の川綺麗だったと言われたときはとても嬉しかったです。
最終公演のあと、達成感と満足感が大きかったと同時に、もうこんな星空を作ることもないと思うと寂しくもありました。ですがそんな余韻に浸る暇もなく片付けやら決算やらに明け暮れていたら、いつの間にか引退していました。

ぎんとうはレンズ式になってまだ2年目ということもあって、長い歴史のある他の投影機にくらべるとまだ作り方が確立されていない投影機だったように思います。その分自分たちで改善できる余地が大きい投影機でもありました。いろいろと実験をして試行錯誤して、というのはちょっとしんどい時もありましたが結構楽しかったです。特に、新しい機構を試してうまくいったときはとても嬉しかったです。
ぎんとうのメンバーをはじめとして、支えてくれた部員のみんなには感謝しています。いろいろな人が支えてくれるのはとても幸せでした。本当にありがとうございました。
posted by 天文部 at 21:00| Comment(0) | 日記
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