2017年12月09日

駒場祭回顧3 @こうとう機長


こんばんは、恒星投影機(こうとう)の機長をしておりました森兼です。広報担当もしておりました。さて、天文部最大のイベントであるプラネタリウムは今年も無事成功を収めることができました!それについて振り返っていきますが、駒場祭当日の模様は他の人が書いてくれたこともあり、僕はこうとうにフォーカスして振り返ろうと思います。こうとうとはプラネタリウムの中で、一等星と天の川以外のすべての星を映している投影機です。以下こうとうで通します。


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引継ぎ(4月)から振り返るとキリがないし、こうとうが本格始動した8月から振り返ってもやっぱキリがないので、やはり駒場祭前日からのスタートですね。
こうとうは例年作業量が多く前日、あるいは当日までもつれこむのですが、今年は特にギリギリでした。どうギリギリかはさておき、こうとう以外の人がみんな前日準備に奔走するなかこうとうだけなんにも手伝わず無限にチマチマやっていてとても申し訳なかったのを覚えています。

そんなわけでいろんな人に迷惑をかけつつ、時間ぎりぎりまで準備、調整した結果何とか星空が完成しました。こうとうの調整は例年大変に時間をとっているのですが、今年はとある改善をいたしまして、早く終わる……はずだったのが僕の段取りが下手くそすぎて結局プラマイゼロでした。かなc。

こうとうはじめメインの投影機は、1日目、2日目の公演後もさらに調整を挟みます。再調整、再々調整です。初日の星空は「星座が結びづらい」とのことで、「星座を結ぶ星だけちょこっとデカくする」セコい作業をしていました。セコいですが、うちのこうとうはどうしたって実際の空よりコントラストはつきにくいので仕方がないことでした。
おかげか2日目、3日目の星空はとっても星座が結びやすく好評でした!プラネタリウムは星座が結べないとマジで面白くない(たぶん)(神話鑑賞会になりそう)のでここでなんとか改善できてよかったです。微妙にずれていた星座も整えなおし、3日目には無事パーフェクトな星空がととのいました。
こうとうを直すと星座絵いっとうぎんとうも強制的に直すことになるのでそこは本当にすみませんでした。


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こうとうの醍醐味、というか嬉しいポイントはやはり明かりがいっせいに消え、星空が広がった時の お〜〜〜!! ですね。あれだけでやってよかったと思えます。
心なしか日を追うごとに歓声が増してった気がして、頑張って調整しなおした甲斐が……たぶん人が増えただけです。調整関係ないです。けれども公演で、星座を結ぶセリフのときに話す側は自信もってポインター指して、お客さんもこれか!と多分うなずいて、そこで一体感みたいなものが生まれていた気もします。星座でっかくしてよかったです。


作業をしてきていくつか目標をポコポコ立てていたのですが、最後にポコッと立った目標は「星座が結べる星空に!」でした。結局プラネタリウムは星座が結べないとマジで面白くない(たぶん)ので、星のムラをなくすとか、星の像をきれいに、とかよりも最終的には先駆けてデカくしていました。今年は星の数が例年より少なめ、ムラも残っていて完璧ではなかったけれど、しかし納得の出来でした。今年星座わかりやすいねってOBOG何人かおっしゃっていてやったぜと思いました。

前述のとおりいろんな人に迷惑をかけつつ今年のこうとうは完成しました。ありがとうございました。こんな拙文にチョロチョロ時間溶かしているあなたもありがとうございました。
posted by 天文部 at 21:00| Comment(0) | 日記

2017年12月08日

駒場祭回顧2 @ぎんとう機長

こんにちは。銀河投影機(略してぎんとう)の機長だった水田です。ぎんとうのことについてなんとなく回顧したいと思います。
銀河投影機は天の川を投影しています。全天を1周する天の川を4つの投影機に分けて投影しています。特に夏の星空では主役と言えるくらい目立つ天の川を投影できるため、花形投影機の1つと言えると思います。昨年のプラネタリウムを見て、何かしらを投影する投影機に憧れていて、実際にぎんとうの機長になることが出来ました。
3月に引き継ぎがありましたが、27ぎんとう機長の先輩はよく、ぎんとうを「未完の投影機」とおっしゃっていました。レンズ式にしたのは27代が最初なのでそうおっしゃっていたのだと思いますが、僕はもうほとんど改善するとこなんてないのでは、とその時思いました。そんな中で僕が改善してみようと思ったところは、天の川の長さを合わせることと、昨年よりも見た目に近い自然な天の川にすることでした。
ぎんとうはおそらく一番作業量が少ない投影機で、順調に進んでいたはずだったのですが、リハーサルで長さの計算を間違えていて、短すぎるということがわかりすべて作り直したりしていました、結局あんまり楽できなかったですね。
今年の主な改善点としては、原板の大きさを変え、質のいいレンズを購入し、またピントを調整しやすくする機構を新たに作りました。
前日準備ではこうとう、いっとうの後に位置とピントの調整がありましたが、レンズの収差の影響か、端が暗くて見えなかったため、実質的な長さを短くせざるを得ないことがここでわかりました。結局、長さが足りなくてカシオペヤ座あたりに天の川の切れ目ができてしまいました。まあ実際の星空でもあのあたりは全然見えないし別にいいかなあと。さて、1つ修理して後で調整ということになったのですが、修理を終えて雰囲気で位置を合わせて調整を待っているうちに寝てしまい、気が付いたら補助投影機の調整が始まっていました。調整がほぼ出来ていない中で最初の公演になったので天の川が変な位置にあったらどうしようか不安で仕方なかったのですが、案外ずれてなかったらしいです。よかった。
2日目以降は、おそらく調整はうまくいっていたと思います。ピントをしっかり調整できるようにしたことで、天の川のぼやけ方の調整ができるようになって、質感を再現できたのではと思っています。ドーム内で公演を見ていた時は、自分でも見とれてしまうくらい美しくできたと思いました。部員や見に来てくださった先輩方に天の川綺麗だったと言われたときはとても嬉しかったです。
最終公演のあと、達成感と満足感が大きかったと同時に、もうこんな星空を作ることもないと思うと寂しくもありました。ですがそんな余韻に浸る暇もなく片付けやら決算やらに明け暮れていたら、いつの間にか引退していました。

ぎんとうはレンズ式になってまだ2年目ということもあって、長い歴史のある他の投影機にくらべるとまだ作り方が確立されていない投影機だったように思います。その分自分たちで改善できる余地が大きい投影機でもありました。いろいろと実験をして試行錯誤して、というのはちょっとしんどい時もありましたが結構楽しかったです。特に、新しい機構を試してうまくいったときはとても嬉しかったです。
ぎんとうのメンバーをはじめとして、支えてくれた部員のみんなには感謝しています。いろいろな人が支えてくれるのはとても幸せでした。本当にありがとうございました。
posted by 天文部 at 21:00| Comment(0) | 日記

駒場祭回顧1 @駒場祭担当

ブログでは初めまして。駒場祭担当(プラネタリウム企画責任者)をしておりました横山です。今年も駒場グランプリ学術・展示(だっけ)部門1位を頂き成功を収めたプラネタリウム〜願いが叶う夜〜当日の様子について軽く振り返ってみたいと思います!立場に比べると短くて軽い文にしたつもりですが、長文にしばしお付き合いください(笑)。

〜〜準備日〜〜
プラネタリウムの前日準備は朝8時から始まります。はやい。特別に許可を頂き、TBA様が練習する中で第二体育館を半面貸していただき準備を始めました。TBA様には急なお願いとなった上に練習中巨大なドームを立てる、という集中を大いに削ぐ行為をしてしまい申し訳ありませんでした。準備は順調に進み、無限の調整へと入りました。

〜〜1日目〜〜
さあいよいよ迎えた駒場祭。調整の時間が(予想通り)おしてしまったため、最初の上映は2つ潰れました。この2つをご覧になる予定だったお客様、申し訳ございませんでした。しかし、潔く2つ潰した甲斐もあり初回上映ではなんと!!こうとうOK?、いっとうOK?、ぎんとうもOK?、そしてなんと星座絵もALL OK!!初回上映では万全の星空でお客様を迎えることができました。星座絵については個人的に快挙だと思っています。2回目の上映で星座絵が点いていなかったりするのは内緒です。
そして初日の上映のトリを飾るのは小倉・長谷部ペアのライブ解説。僕も本番で初めて聴いたのですが、高等な豆知識を挟みながらおもしろく分かりやすく解説をしてくれる、東大生ペアらしいとてもよい上映をしてくれました。部長演じるペルセウスも最高でしたね。

〜〜2日目〜〜
さらなる調整を挟んで迎えた2日目の星空は、我(ら)ながら美しく素晴らしいものでした。この日から土日というのもあり、満席のためお断りするという申し訳ない対応を取らざるをえないほどお客様の数も増えました。大変ありがたいことです。

〜〜3日目〜〜
さあついに来ました11/26(日)。今日はSOC tourファイナル、あのカリスマレゲエパンクバンド・SiMが駒場祭に来る!!!!!!!!!!もう僕は死ぬほど見たかったです。今のは聞かなかったことにしてください。そうです、3日目の初回上映はなんとお隣のグラフェスで行われるSiMのライブと丸被りだったんです。いつもグラフェスによる騒音に悩まされる天文部ですが、この時はいつもよりグラフェスもうるさくて、解説が聴こえないんじゃないかと本当にヒヤヒヤしました……。しかし僕はドームの中からでもライブに参加しようと必死でした。公演中は必死で心を鎮めながら担当の仕事をしてました。まさにSilence iz Mineです。ここまで冗談でした。そんな騒がしい中ですごく面白いライブ解説をしてくれた森兼・河合ペア、ありがとうございました。
3日目の上映も非常に多くのお客様にご来場いただきたいへん嬉しいです。3日目にはもう非の打ち所無しの星空をお客様へお届けすることができました。そんな感じで今年も駒場グランプリ学術・なんとか部門1位を頂きました!!これで6年?連続1位らしいです、すごいですね。今年から投票形式が変わり、これだと多分1位は無理だろうしそもそも狙わんわって思ってたら1位でした。冷静に死ぬほど嬉しいです。最終公演の直後ダッシュで表彰式に向かい、死んだ顔で表彰されました。大変光栄です。表彰式の余興では早く体育館に帰りたい一心で謎にジェンガを積むゲームした結果、ビリでした。陰キャなのでそそくさとステージから退散。
最後は例年通り上映を少し早めに切り上げて後片付けを頑張りました。今まで創り上げたものはあっさり消え去り、プラネタリウムはまた来年の代の1からの挑戦となりました。

〜〜まとめ〜〜
今年のプラネタリウムは、屋外で行うリハーサルの開催が立てつづけの雨天により絶望的であったことなど悪条件が重なり、今年は無事本番を迎えられるか不安でしたが、その大きな遅れを感じさせないほどのクオリティの星空を完成させることができました!プラネタリウムの星空は僕たち自身も当日初めて見ることができるので、制作の達成感は最早達成感という言葉では足りないほど大きなものです。自分達の作ってきたものの大きさに圧倒され、本当に夢のような3日間でした。今でも夢なのではないかと思うくらいです。お察しの通り語ると止まらないので、ここらで無理やり切り上げます。(笑)
当企画に足を運んでくれたお客様、ご来場本当にありがとうございました!また来年のプラネタリウムにも是非お越しください!
posted by 天文部 at 21:00| Comment(0) | 日記